雨の日の事故-2
Posted:2016/9/2
そんなAさんの前に車が飛び出してきました。車止めがない駐車スペースを、まっすぐ速度を緩めず走ってきたそうです。運悪く黒い大型車のかげからの突進でしたので、Aさんがとっさにブレーキを踏んでも間に合わず、2台は衝突してしまいました。
Aさんはフロントライトを破損しました。飛び出してきた車はサイドがへこんでしまっています。シルバーマークをつけた車から降りてきたのは、年配の女性でした。
車を置き、公共施設の玄関で話をすることになりましたが、相手の女性は、1度も謝ろうとはしなかったそうです。その施設で催し物がある、9時からなので急いでいた、バックでの駐車が苦手なので、直進して前向きにとめられる場所を探していた、といったようなことを何度も繰り返しました。
相手が年配の方なので、Aさんも最初は気遣い、すみません、といったような言葉は口にしたそうです。しかし女性は「シルバーマークをつけているのはそういうことなんだから、若い人が気をつけてくれないと」と、やや憮然とした表情で言いました。なお、「私ではわからないから」と電話で夫を呼び出そうとしました。
Aさんは、「交通事故の責任を自分でとれないなら、車に乗る資格はないんじゃないですか」と、尋ねたそうです。また、園児がたくさん歩いているのに、スピードを緩めず直進しては危ないのではないかとも問いましたが、相手の女性は園児など目に入らなかった、と答えたそうです。(続く)